東京新宿で
アフターピル(緊急避妊薬)の処方
避妊に失敗したときに用いられるのが、アフターピル(緊急避妊薬)です。アフターピルは、妊娠の可能性がある性交渉を持った後に服用することで、妊娠の確率を大幅に減少させる効果があります。
コンドームが破れた・ピルを飲み忘れた・お酒の勢いで避妊せずにセックスをしてしまったなどという事態は、いくら避妊に気をつけていたとしても、起こる可能性があります。このような場合には、落ち着いてクリニックを受診し、アフターピルを服用しましょう。
緊急度の高いアフターピルの処方については、予約なしでも承ります。ぜひお気軽にご相談ください。
アフターピルのオンライン処方が可能
新宿駅前婦人科クリニックの属する医療法人社団胡蝶会は、アフターピルのオンライン処方サービス、メディカルポストを運営しています。オンラインアフターピル処方では、避妊失敗時から120時間以内に服用すると避妊効果が期待できる「エラ」という薬剤を取り扱っております。配送方法は、速達とバイク便から選ぶことができ、速達の場合は13時までの診察、バイク便の場合は20時までの診察で当日出荷します。
お申込みはLINEから行えるので、非常に簡単です。避妊失敗でお困りの方は、お気軽に下記予約ボタンより友だち登録をしてご相談ください。
アフターピルの費用(税込)
ノルレボ | 7,600円 |
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エラ | 7,900円 |
アフターピルのアフターフォロー
アフターピルは高い避妊効果が期待できますが、避妊成功率は100%ではありません。そこで、当クリニックでは、アフターフォローを行うこととなりました。
内容としては、アフターピル(緊急避妊薬)を服用したにも関わらず、万が一妊娠して、中絶手術を希望される場合は、手術料金からアフターピルの代金をお値引きさせていただきます。当クリニック以外の医療機関や、薬局にてアフターピルを購入した場合は、領収証をお持ちいただければお値引きさせていただきます。(上限10,000円)
- ※アフターピルの服用日(領収証記載のお日にち)から一か月半以内に妊娠を確認した場合に適用となります。
- ※返金対応は出来かねます。
アフターピルの仕組み・効果
24時間以内の服用で80%~95%の避妊効果
まずは、アフターピルの仕組みや効果についてくわしくご説明します。アフターピルについて正しく理解しておくことで、万が一の事態にも落ち着いて対応することができます。
アフターピルは、性交渉後24時間以内に服用することで、80%~95%の避妊効果が期待できます。妊娠は「①排卵」「②受精」「③受精卵の着床」という3つの段階で成立しますが、アフターピルには、排卵を抑制する・あるいは遅延させる働きがあります。またその他に関与すると考えられている避妊効果については、受精の阻害や着床の阻害が出来ると言われています。
具体的には、アフターピルが排卵後と同じ体内環境を作り出すため、卵子の発育や排卵が抑制されたり、受精卵の子宮への着床が妨げられます。さらに、精子が子宮内に侵入するのを阻止するため、妊娠を防止できる可能性も考えられています。
時間とともに避妊効果が下がるため早期受診が必要
アフターピルには、高い避妊効果がある反面、時間とともに避妊効果が下がるという特徴があります。
時間の経過による避妊効果の違いは下記の通りです。
- ■24時間以内:避妊成功率95%
- ■72時間以内:避妊成功率85%
アフターピルを服用するタイミングが遅れると、避妊の成功率が下がっていきます。そのため、避妊に失敗したことがわかったら、早期にクリニックを受診するようにしてください。避妊を成功させるためには、性交渉後できるだけ早くアフターピルを服用することが重要です。
アフターピルの種類
これまでアフターピルは、ヤッペ法と呼ばれる方法が主流でした。しかし、ヤッペ法は、内服の仕方が複雑だったり、副作用が起きやすかったりしたため、現在国内では、ノルレボが主流となっています。ノルレボは、緊急避妊に欠かせないエッセンシャルドラッグとして、WHO(世界保健機関)で指定されている薬剤です。
ノルレボは、性交後72時間以内の内服で効果を発揮しますが、エラは性交後120時間以内の内服で効果を発揮します。エラは、新しいアフターピルとして2008年に海外で発売が開始された薬剤です。ノルレボもエラも飲み方が簡単で副作用が起こりにくいことから、安全性の高いアフターピルとして使用されています。
新宿駅前婦人科クリニックでは、ノルレボとエラの2種類を取り扱っています。患者様の体質や性交後の経過時間などを考慮し、どちらの薬剤が良いのかを決めていくので、ご相談ください。
ノルレボ |
ノルレボは、現在、一般的に使用されているアフターピルです。ノルレボの有効成分は「レボノルゲストレル(LNG)」と呼ばれる黄体ホルモンで、受精卵を着床させないといった働きにより、避妊を行います。性交渉から24時間以内の服用であれば、より理想的な避妊効果が期待できます。72時間以内の服用であっても85%の避妊効果が見込まれるため、避妊の失敗に気づいたら、できるだけ早くクリニックを受診するようにしてください。 |
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エラ |
エラは、性行為後120時間以内に内服すれば、高い避妊効果が得られる緊急避妊薬です。欧米を含む諸外国では主流になっているアフターピルで、日本では認可申請中ですが、当クリニックでは処方可能です。ノルレボ同様、副作用が起こりづらく、性交後の経過時間が長くても高い効果が見込めるお薬です。性交後時間が経ってしまった方も、諦めることなく、当クリニックにご相談ください。 |
ヤッペ法 |
ノルレボが承認される前に、日本で多く用いられてきたのが「ヤッペ法」です。中用量ピルを、性交渉から72時間以内に2錠服用し、その後12時間経過してから、2錠追加して服用します。これにより、排卵を抑制し子宮内膜の状態を変化させます。ノルレボに比べると妊娠阻止率が低く、吐き気などの副作用が強く出るため、現在ではほとんど使用されていません。 |
アフターピルの副作用
アフターピルの主な副作用は以下の通りです。
副作用 |
吐き気、嘔吐、頭痛、乳房の張り、不正性器出血、倦怠感、傾眠、下腹部等の胃腸障害 |
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これらの副作用の症状の中でも、吐き気や嘔吐は比較的多く見られます。また、個人差はありますが、アフターピルの服用後、数時間で副作用を感じる場合があります。ほとんどの場合、アフターピル服用による副作用は2日以内にはおさまりますのでご安心ください。
アフターピルの飲み方
アフターピルは、性交渉後72時間以内に1錠あるいは2錠服用します。アフターピルは性交渉後、時間の経過とともに避妊効果が下がっていくため、可能であれば24時間以内の服用をおすすめします。
避妊に失敗したと気づいたら、できるだけ早くクリニックを受診し、アフターピルを処方してもらいましょう。また、アフターピルの服用によって妊娠を回避できなかったとしても、赤ちゃんに異常をきたしたり、異常妊娠が増えたりするといったことは、これまで報告されていません。
アフターピル服用の注意点・禁忌
アフターピル服用の際の注意点などについてご説明します。
・アフターピルがあるから避妊をしなくても良い、というわけではありません。アフターピルは100%避妊ができるわけではなく、あくまで避妊の失敗があった際の最終手段です。普段の性交渉では、低用量ピルの服用やコンドームの使用などで、避妊をするようにしてください。
・アフターピルは、避妊に失敗した性交渉の後に服用することで、避妊の確率を高めます。これは、排卵を抑制したり、遅らせたりする効果があるためです。しかし、アフターピル服用後に避妊のない性行為をすれば、遅らせた排卵と重なり、妊娠する可能性があります。そのため、アフターピル服用後、避妊の確認ができるまでは、コンドームを使用するなどして、適切な避妊を行なってください。
・アフターピルには、性感染症の予防効果はありません。「コンドームが破れてしまった」「コンドームをつけていなかった」といった場合には、性感染症の検査も併せて行うほうが良いでしょう。ご不安な点やご不明点に関しては、診察時に医師にご相談ください。
・授乳中の患者様は、薬の成分が母乳に移行するため、服用後24時間は授乳を避けるようにしてください。
・性被害にあわれた場合には、警察に届け出をすることで、緊急避妊が公費補助となる場合があります。警察に届け出るかを含めて相談できる窓口(ワンストップ支援センター)もありますので、該当される方はご確認ください。
>>性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
アフターピルのよくあるご質問
- 避妊の失敗から72時間以上経過した場合アフターピルの効果はありませんか?
- A.当クリニックでは、72時間を超えた場合でも、120時間以内の服用であれば、避妊効果があるアフターピルもご用意しております。ただし120時間を超えてからの服用は、避妊効果が保証されていません。そのため避妊の失敗に気づいたら、経過時間にかかわらず、できるだけ早くクリニックを受診し、専門の医師に相談するようにしましょう。
- アフターピルは受診しないと処方してもらえませんか?
- A.当クリニックでは、アフターピルのオンラインピル処方を承っております。初診・再診問わず、LINEにてご相談いただけますので、まずはこちらから友だち登録をお願いします。ご注文当日の16時までの決済完了が確認出来る方は、当日発送することができます。
- アフターピルの服用後いつ生理がきますか?
- A.アフターピルを服用するタイミングや生理周期などで、次の生理が来る時期には個人差があります。ほとんどの場合、服用後1〜2週間で出血することが多いのですが、この出血はアフターピルによる作用で起こるため、通常の生理とは異なります。本当に妊娠していないかは、心配な性交渉があった日から3週間目以降に、妊娠検査薬で確認することをおすすめします。
- アフターピル服用による消退出血がこないのですが妊娠していますか?
- A.アフターピルの服用から、早ければ3〜4日後、遅くとも3週間後に消退出血(生理のような出血)が起こります。万が一、3週間経っても消退出血が生じなかった場合は、妊娠の可能性があるため、市販の妊娠検査薬を使用するなどして、妊娠の確認を行なってください。また、消退出血が生じたとしても、他の理由での不正出血や、妊娠初期の出血の可能性もあります。そのため、出血があったとしても、月経周期を確認し、異常があればクリニックを受診するようにしてください。
- アフターピルを服用できない人はいますか?
- A.アフターピルは、下記に当てはまる方には服用していただけません。
・妊娠中の方
・肝臓の機能が低下している方
また、心臓や腎臓の病気をお持ちの方は、病状が悪化する可能性があるため、アフターピルを服用できない場合があります。これらに当てはまる患者様は、診察時に医師にお申し出ください。
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お知らせ
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2023/12/18
デリケートゾーンの黒ずみをケアするマヌカピール(ピーリング施術)の取り扱いを始めました。
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2023/08/29
当クリニックのオンライン診療は「メディカルポスト」として運用する運びとなりました。夜間22時まで診療を行っており、即時予約が可能です。