着床出血(妊娠初期の出血)と
生理の違いについて
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着床出血とは妊娠初期に起こる出血
妊娠を心待ちにしている方は、着床出血を妊娠の一つの目印としているかもしれません。その反対に、予期せぬ妊娠をしたかもしれないと思う方は、生理の出血を心待ちにしているものです。しかし、言葉は知っていても、そもそも着床出血が何であるか、ご存じの方は少ないかもしれません。では、ここで着床出血について、わかりやすく解説します。

着床出血の解説
着床出血とは、子宮内膜に受精卵が着床するときに起こる出血のことを指します。受精卵は着床するときに、子宮内膜に入り込むのですが、この際に子宮内膜が傷つくことで出血するのです。しかし、妊娠した方が、必ず着床出血を体験するということではありません。むしろ着床出血を起こす方の方が少ないとされており、明確なデータはないものの25%よりも少ない確率とされています。これは、およそ4人に1人よりも少ない割合です。
妊娠を望む方で、着床出血がないといって落胆する必要はなく、逆に妊娠を望まぬ方が、着床出血がないから妊娠していないと考えるのは、早計といえるでしょう。
着床出血はいつ起こるの?期間は?
着床出血はいつ頃、起こるのでしょうか。実は、着床出血が起こる時期は、生理と大変似通っているのです。着床出血は、妊娠4週目に起こります。タイミングが生理予定日と一緒なのです。これでは、どちらか区別がつきにくいとうのも、納得がいきます。分泌される血液の性状やそのほかの症状については、後ほどくわしくご説明しますが、生理と着床出血の違いは、期間です。もちろん個人差はありますが、着床出血の期間は大体の目安として、1~2日程度、長く続く方でも3~4日ほど。生理の出血よりも短いことがわかります。
着床出血を知る上で押さえるポイントは、下記です。
着床出血の3つの特徴 |
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着床出血と生理の違い
【色・量・腹痛】
妊娠初期に起こる着床出血と生理の出血。区別がつきにくいことは、ご説明しました。では、実際に、出血する血液の性状である色や出血量、これに伴う腹痛などはどのような違いがあるのでしょうか?そこで、ここからはそれら一つ一つを、くわしく見ていきましょう。
色の違いは?着床出血と生理の出血
着床出血で出る血液の色には、個人差があります。帯下(おりもの)に血が混ざった程度でピンク色をしているという方もいれば、真っ赤な鮮血だったという方もいます。また、茶色の血液が少量出たという方もいるほど、人それぞれです。 一方、生理の出血による血液の色は、赤から暗赤色であることが多くなっています。さらに生理では、血液の塊が出ることがありますが、着床出血では血の塊が出ることはありません。
つまり、着床出血の色は、ピンク色から鮮血の色である真っ赤、時間が経った血液の色である茶色をしているなど、さまざまな色味を呈するといえるでしょう。
着床出血の量は生理とどう違うの?
着床出血の量について、これも個人差はあるものの、生理に比べて少ないのが特徴です。出血する期間も短いので、量もとても少なく感じられるでしょう。もちろんそれも一概にはいえず、ショーツが少し汚れる程度という方も入れば、ナプキンを使用する必要があるほどという方もいます。
まとめると、着床出血は生理に比べ、量も少なく、期間も短くなります。もし、着床出血が生理並みの量で、期間も長く続く場合には、何らかの異常が起こっている可能性が高いため、早めに新宿駅前婦人科クリニックにご来院ください。
着床出血の腹痛と生理痛の違いは?
着床出血による腹痛は、ほとんどの場合、チクチクとしたお腹の奥が痛むような感じと形容されます。痛みの感じかたはさまざまなので、はっきり述べることはできませんが、軽い生理痛と同様の痛みともいわれています。「なんとなくお腹が痛い、生理かも……」と思っていたら、着床出血が起こったという方が多いです。また、腰のあたりが重苦しく、痛むという方もいます。つまり、生理痛のように激しく痛むことは、まずないといえるでしょう。
ただし、着床出血が起こる時期は、女性ホルモンの関係でさまざまな妊娠初期症状が起こる頃と重なります。そのため、腹痛・吐き気・頭痛・イライラ感・眠気・だるさなどが現れるので、こういった症状も生理と間違いやすい一因となっているといえそうです。妊娠初期の症状についてくわしく知りたい方は、下記のページを合わせてご参照ください。
妊娠初期の不正出血と
生理ではない不正出血

妊娠初期には、着床出血ではない出血が起こる可能性があります。妊娠していることを確認した後、もし生理ほどの出血があったり、だらだらと少量の出血が続いたりするなどの症状がある場合には、必ず医師に相談してください。
また、妊娠でも生理でもないのに、出血がある場合は不正出血の可能性があります。月経異常や子宮内膜症、感染症、卵巣疾患、子宮がんなどさまざまな病気が疑われます。不正出血がある場合には放置せず、新宿駅前婦人科クリニックにご相談・ご来院ください。
生理が1日で終わると
妊娠の可能性はあるの?
結論から言うと、妊娠の可能性は否定できません。月経(生理)だと思っている1日間の出血が、実は着床出血かもしれないからです。着床出血は、1~2日程度の期間が一般的で、妊娠4週目前後のタイミングで起こります。そのため、着床出血と生理の見分けは非常につきにくいのです。
もし、妊娠の可能性があって不安な方は、一度、妊娠検査薬を使用してみるといいでしょう。妊娠検査薬は、性行為の約3週間後(最後の月経の約5週間後)から、使用できます。陽性の場合、1日間の出血は、着床出血と考えてほぼ間違いありません。陰性の場合、不正出血の可能性が高くなります。
いずれの場合でも、婦人科を受診すると安心です。妊娠の確認、不正出血の治療に対応する、新宿駅前婦人科クリニックにお気軽にご相談ください。
着床出血と妊娠検査薬について
着床出血が妊娠検査薬を使用する目安とする方もいらっしゃるかもしれませんが、着床出血は全ての方に起こるわけではありません。では、妊娠検査薬はどのタイミングで使用するのでしょうか?

不安になったら…相談を!
着床出血に気づいて、妊娠がわかったら、なるべく早く婦人科を受診してください。待望の妊娠であっても、予期せぬ妊娠であっても、早期受診がなによりも重要です。また、出血が正常なものなのか、不正出血なのか、どちらかわからずに心配という場合にも、新宿駅前婦人科クリニックにご来院ください。患者様のご不安を解消できるよう、医師を始めスタッフ一同、親身になってお応えいたします。お気軽にご相談ください。
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着床出血に関するよくあるご質問
- 着床出血と生理は、自分で区別できますか?
- A.着床出血か生理なのかは、区別がつきにくく、ご自身で判断されるのは難しいです。また、ご自分で着床出血や生理を決めつけてしまうのは、危険を伴います。特に望まない妊娠の場合には、生理だと思い、妊娠に気づかぬまま時間が過ぎてしまうと、適切なタイミングで中絶手術が受けられなくなってしまうからです。それだけでなく、手術そのものが受けられない可能性もあります。妊娠が疑われる場合は、お一人で悩むことなく、新宿駅前婦人科クリニックまでご相談ください。
- 生理予定日を過ぎてから、少量出血したのですが、妊娠の可能性はありますか?
- A.生理予定日を過ぎても、着床出血の可能性はあります。生理予定日から1週間過ぎてから妊娠検査薬を用いる方法もありますが、ご心配、ご不安もあるかと思いますので、お早めに新宿駅前婦人科クリニックまでご相談・ご来院ください。
- 量が少ない生理があったのですが、妊娠を疑うべきですか?
- A.妊娠する可能性があり、量が少なく、期間も短い出血があるとすると、妊娠も否定できません。また、不正出血の可能性もあります。念のため、新宿駅前婦人科クリニックを受診されることをおすすめします。
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