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サニタリーショーツの使い方・洗い方|新宿駅前婦人科クリニック

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【婦人科医が解説】サニタリーショーツとは?使い方・洗い方

月経(生理)中の経血漏れは、下着だけでなく洋服や寝具、時には椅子やソファなども汚してしまいます。特に経血量が多い2~3日目は、経血漏れを気にしすぎて仕事や勉強に集中できなかったり、お出かけや娯楽を楽しめなかったりする女性も少なくありません。

そんな時に活躍するのがサニタリーショーツです。ここでは、吸水ショーツを含むサニタリーショーツの選び方のほか、正しい使い方や洗い方を説明します。

サニタリーショーツ
(生理用パンツ)とは?
普通のショーツ
吸水ショーツとの違い

サニタリーショーツとは、月経(生理)期間を快適で衛生的に過ごすための機能が備わったショーツです。サニタリー(sanitary)は、直訳すると「清潔な、衛生的な」といった意味があります。

一般的に、生理用ナプキンを当てるクロッチ(マチ)部分に防水性や吸水性が高い素材が使われており、経血がどっと出てしまった際の経血漏れを防ぎます。商品によっては、ナプキン不要で経血を全部吸収するタイプ(吸水ショーツ)もあり、タンポンや月経カップのような膣に挿入するグッズが苦手な方にも人気の高い生理用品です。

普通のショーツとの違い

一般的なショーツ サニタリーショーツ
クロッチ(マチ)部分 なし
もしくは内布1枚のみ
二重もしくはそれ以上
形状 スタンダード・ボクサー・
ローライズ・ハイウエストなど
さまざま
スタンダード・ボクサー・ハイウエストが一般的
クロッチ(マチ)部分が幅広なほか、
ナプキン収納用ポケット付きや、
腹巻き一体化型のタイプもあり
防水性・防水性 汗や少量のおりものであれば可 汗やおりもの、少量~中量の経血に対応
商品によってはナプキン不要で経血を吸収

一般的なショーツ

クロッチ(マチ)部分 なし
もしくは内布1枚のみ
形状 スタンダード・ボクサー
・ローライズ・ハイウエスト
などさまざま
防水性・防水性 汗や少量のおりものであれば可

サニタリーショーツ

クロッチ(マチ)部分 二重もしくはそれ以上
形状 スタンダード・ボクサー
・ハイウエストが一般的
クロッチ(マチ)部分が幅広なほか、ナプキン収納用ポケット付きや、腹巻き一体化型のタイプもあり
防水性・防水性 汗やおりもの、少量~中量の経血に対応
商品によってはナプキン不要で経血を吸収

サニタリーショーツと普段使いショーツとの違いは、素材と形にあります。サニタリーショーツのクロッチ部分には、防水性や吸水性の高い素材が使用されており、経血が漏れ出てもすぐに吸収して、パンツやスカートに染み移りません。

形は、普段使いのものと比較してクロッチ部分のマチ幅が広く設計されているほか、予備のナプキンを入れるためのポケットがついているもの、月経中に冷えがちなお腹を温めてくれる深ばきタイプなど、ファッションや用途に合わせてさまざまな種類があります。

吸水ショーツとの違い

最大60mlの経血吸収が可能な吸水ショーツ「フェミメイト インティメイトフォーピリオド」
▷最大60mlの経血吸収が可能な吸水ショーツ「フェミメイト インティメイトフォーピリオド」
出典:ナイトカルテ

サニタリーショーツは、月経初日から最終日までの全日数、ナプキンやタンポンなど生理用品との併用が推奨されています。しかし吸水ショーツは、商品によって吸水できる量に違いがあるものの、一般的にはナプキン不要で使用が可能です。

商品ごとのショーツの吸水量は20~140ml前後と幅広いため、月経量や期間に合わせて複数枚を使用することで、月経期間中を快適に過ごせます。

吸水型サニタリーショーツの吸水力について気になるという方は、実際に多い日の経血量にあたる25mlの水を垂らして吸水力を検証している動画があるので、ぜひ合わせて参考にしてください。

吸水ショーツの素材選び

月経期間中は肌が乾燥して敏感になっており、それはデリケートゾーンも例外ではありません。蒸れや擦れは、かぶれなどのトラブルを起こしやすいため、吸水ショーツを選ぶ際は、吸水性だけでなく通気性にも着目しましょう。

また、経血漏れを心配しすぎて、締め付けの強いショーツを選んでしまうのはNGです。月経中は女性ホルモンの影響でむくみやすいため、お腹まわりや、足ぐりにゆとりのある、ストレッチ素材のものを選びましょう。

サニタリーショーツ
・吸水ショーツの使い方

普段使いのショーツと同様、肌に直に着用します。ショーツの吸水量に合わせて生理用ナプキンやタンポンなどの生理用品を併用しますが、吸水ショーツはナプキン不要なタイプもあります。

ナプキンのように、お手洗いに行く度にショーツを替える必要はありませんが、量が特に多い日に朝から夜まで出かける場合は、生理用品を併用すると安心です。

サニタリーショーツ
・吸水ショーツの
メリットとデメリット

汚れを気にせずに使用できるサニタリーショーツ・吸水ショーツは、月1の生理用品購入の手間を減らし、月経中のストレスを軽減します。一方で、使い捨てではないため、洗濯前処理の手間がかかることがデメリットとして挙げられます。

メリット

  • ・服や寝具を汚す心配がない
  • ・何度も繰り返し使えて経済的
  • ・通気性が良く、かぶれにくい
  • ・消臭効果がある商品が多い
  • ・ナプキン交換の手間が省けて、荷物がコンパクト
  • ・ナプキンがズレやすいスポーツ時や移動の多い日でも安心

大きなメリットは、ナプキンのズレや経血漏れの心配が減る点です。動きが多い日や、ナプキン交換が数時間できない忙しい日、就寝中にもぴったりの生理用品といえます。そのほかにも、毎月のナプキン購入代が少額で済む、急な月経でドラッグストアに駆け込まなくていいなど経済的な面にもメリットが多くあります。

デメリット

  • ・洗濯前処理の手間がかかる
  • ・乾燥に時間がかかる
  • ・ショーツに厚みが出てファッションが楽しめない
  • ・どろっとした塊の経血は吸収されにくい
  • ・経血量が分かりにくく、ヘルスチェックには不向き

サニタリーショーツのデメリットは、洗濯前処理の手間がかかる点です。また、商品によっては、クロッチ部分が何重構造にもなって見た目にもたつき感が出てしまい、スキニーパンツなどのファッションが楽しめないことも挙げられます。

吸水ショーツは不衛生?

吸水力・保水力・消臭・抗菌に優れた5層構造の吸水ショーツ「フェミメイト インティメイトフォーピリオド」の画像
▷吸水力・保水力・消臭・抗菌に優れた吸水ショーツ「フェミメイト インティメイトフォーピリオド」の画像
出典:ナイトカルテ

サニタリーショーツや吸水ショーツを試したことのない方の中には「経血が付着したショーツを、1日中履き続けることに抵抗がある」「洗濯できちんと経血が落ちるのか不安」といった疑問を抱える方も少なくありません。

結論からお伝えすると、そういった衛生面への心配はほとんど不要です。吸水性が優れているショーツであれば、ナプキンよりもサラサラ感が続き、蒸れによるかぶれやかゆみもありません。臭いが気になる方に向けた、消臭効果のあるショーツもあります。

また、正しい洗い方を行えば経血汚れはきちんと落ち、洗濯機でほかの服と一緒に洗濯しても、汚れが移る心配もありません

サニタリーショーツ
・吸水ショーツの洗い方

  1. ショーツを裏返し、吸水面(股部分)を上にして、水またはぬるま湯につけ置きする(20分程度)
  2. 軽く揉み洗いをして、水に色がつかないくらいまでゆすぐ
  3. 洗濯ネットに入れて、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗う
  4. しっかりと乾燥させる
 ※商品によって洗い方は異なります

実際に毎月サニタリーショーツを使っている方の中には、ショーツを脱ぐタイミングの入浴時につけ置きをスタートし、浴槽から上がるタイミングで揉み洗いをして、洗濯前処理の手間を減らしているユーザーも多いようです。ぜひ参考にしてください。

サニタリーショーツで
月経期間を快適に

月経は、ピルなどによるホルモンコントロールがない限り、規則的な方では月に1度必ず起こり、平均的に50歳頃まで続きます。現代女性の一生の月経回数は約450〜500回といわれており、月経期間のストレスを減らすことは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に繋がるともいえるでしょう。

月経痛がつらい、月経の周期が極端に短い・長いなどのお悩みは、病気が隠れている可能性があるため、新宿駅前婦人科クリニックにご相談ください。

自分のライフスタイルに合った生理用品で、月経期間を快適に過ごしてくださいね。

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この記事を執筆した医師

新宿駅前婦人科クリニック 顧問医師 前出 喜信

新宿駅前婦人科クリニック 顧問医師 前出 喜信

島根医科大学医学部医学科を卒業
産産婦人科医としてクリニック・病院で勤務
2021年12月新宿駅前婦人科クリニック院長に就任
2023年1月新宿駅前婦人科クリニック顧問医師に就任

母体保護法指定医
日本産科婦人科学会専門医
新生児蘇生法インストラクター
日本周産期・新生児医学会 周産期専門医
日本性感染症学会認定医
日本新生児成育医学会 代議員
日本周産期新生児医学会 代議員

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